寒くても天気が良ければお散歩へ♪
とっても寒かった日曜日。
遂に体感温度がマイナスになったけど
寒くても晴れていたらお散歩しよう~
という我が家。
車で1時間ほどの所にある
ホルクム(Gorinchem)
という町に行ってきましたよ。
ホルクムは、オランダにいくつか残っている
要塞都市の1つで
川の氾濫を利用した
オランダ独自の国土防衛方法である
洪水線の一部なんですって。
空から見るとこのようになっているようですよ。
写真は、mooi gorinchem からお借りしました。
ではお散歩スタートです。
聖ヤン教会
1845年に建てられたものだそうです。
中に入ると
ステンドグラスはなく簡素でしたが
壁一面が白いのでとっても明るい。
冬の教会は寒いことが多いけど
暖房がついていて暖かかったそうです。
そして珍しく感じたのが
現在、部分的ロックダウン中で
困る人も多いからか
トイレの表記が大きくしてあったようです。
きっと借りることが出来るんだワン。
通常であれば町歩き中に寒くなったり
トイレに行きたくなったらカフェに入って
暖をとりながら休憩となるけれど
現在レストランなどの飲食店は
テイクアウトやデリバリーのみなので
町歩き中にトイレに行きたくなると
困るらしい。
日本のようにコンビニとかないからね。
教会の裏手には、
マルクト広場を囲むように
美術館やレストラン、カフェが
並んでいました。
いつもならこんなお天気の時は
テラスに暖房がついていて
みんな寒いのにあえてテラスで
コートを着たままコーヒーを飲んだり
ワインを飲んだりしているんだろうな
と思いながら人気のないマルクト広場
を寂しく想いながら歩いて行くと
要塞の市壁のひとつのダーレム門。
かつて東西南北に4つあったそうだけど
現在残っているのは東にあるダーレム門だけだそうです。
この門を抜けると
風車と大砲がありましたよ。
風車の扉が開いていたので
中に入ってみると
ここから洪水線が350キロも続くらしく
(ハイキングトレイルコースになってるらしい)
ユネスコの世界遺産に登録申請している
ような事が書かれていたそうです。
私達もほんの一部ではあるけれど歩いてみましたよ。
空気が澄んでいてとってもきれい。
オランダらしい景色が見られました。
と 本日は、カートの中から景色を堪能。
洪水線を後に町の方に戻る途中は
こんな感じなのですが
きっと夏だったらここにボートが
たくさん停泊していて
一味違った風景なんだろうなぁ。
少し歩く?
と聞かれたけど
まるで動くハウス⁈が心地よくて遠慮してみる。
お散歩スタート地点に戻ると
少し先に別の教会が見えたので
足を運んでみました。
中に入る人がいたので
続いて入ろうとしたらなんだか変。
ポストが見えたんですって。
それもそのはず
1836年から1838年に建てられた教会を
1984年に44戸のリノベーションしたんですって。
オランダは、古い建物がたくさんあって
築400年以上の建物に人が普通に住んでいたり
古い教会を本屋さんにしたり住宅にしたりと
ただ新しいものを作っていくのではなく
古き良き時代の建物を生かしながら
リノベーションしていくのは
地震がないから出来るのかなぁ。
そしてスタート地点へ
3時40分だけど
もう夕方の日差しでしょ?
気温もさらに下がってきたから
この辺でお散歩を終了。
このホルクムという町は
小さい町だけどごちゃごちゃしていなくて
なかなか素敵な所だったので
またお散歩にきてもいいかも
と思えるところでした。
帰りの車窓から。
満月ではないけど月がきれいだったワン。