モンスをお散歩
先日、ベルギーのモンスという町に行ってきました。
我が家は転勤族で、オランダ生活は
もうすぐ4年目に突入します。
今まで国をまたぐお引越しは
6回ほどしてきたので
在住期間が2~3年位になると
そろそろこの国を去る日も近いのではないか
とサブリーダーはソワソワし始めるようです。
今回、異動はなかったようだけど
残り時間が短くなっているのかな?
そんなわけで手元にあるガイドブックを見て
まだ行ったことがない町に行ってみよう!
とモンスに行くことにしたようです。
モンスは、ベルギー南西部にあって
フランス語圏なんだけど
(仏語) Mons
(蘭語) Bergen
という文字だけ見ると
同じ町だと思わないよね。
高速度道路を走っていても
オランダ語圏からフランス語圏に入ると
行先表示が変わるので
島国の日本で育ってきた者には
とても不思議な感覚らしいわ。
聖ウォードル教会。
15世紀に建てられたものだそうです。
たぶんこちらが正面なんだけど
教会への入口は、もう少し坂を上がった所にありました。
教会の中に入ると
まず立派な彫刻が目に入ります。
こちらの教会は、地元の彫刻家の
ジャック・ドゥ・ブルックさんの
彫刻品が必見なんだそう。
祭壇にも数々の見事な彫刻が。
その後も教会の中を見ていくと
本当にたくさんの彫刻があり
教会というよりは
彫刻の美術館のようでした。
教会の中に華やかな装飾の馬車が。
この馬車は、18世紀に造られたもので
現在も聖霊降臨祭の次の日曜日に開催される
「黄金の馬車行列とリュムソン」
というお祭りで使われているんですって。
私も黄金の馬車と記念撮影を。
教会なのにどうして犬が入れるの?
とお思いの方もいらっしゃると思います。
いつものように飼い主が交代で
見学をしていたんだけど
ちょうどサブリーダーが
教会の外で待っていたら
教会の方に声を掛けられ
風が強いし、犬がカバンに入っているなら
犬も一緒に見学していいですよ
という大変ありがたいお言葉をいただき
中に入れてもらえたのです。
飼い主達はお言葉に甘えて
中をゆっくり見学できて良かったみたい。
裏側から見た聖ウォードリュ教会。
教会の後はグランプラスへ。
平日だったのもあり
グランプラスも人が少なかったなぁ。
グランプラスのカフェで軽くランチを。
ここのクロック・マダムが美味しかったみたい。
食後は、お散歩再開。
市庁舎の所にあったおサルさん。
左手でおサルさんを撫でると
幸せになれると言われているようです。
市庁舎の裏にあるマイヨールの庭。
犬もOKだったので
歩かせてもらいました。
ちなみに犬のう〇ち袋が
置かれていましたよ。
市庁舎の後は、鐘楼へ。
鐘楼の上には上がらず
途中の公園から町を眺めるだけに。
モンスは、2~3時間もあれば
回れてしまうような
小さな町でした。
私的(もも)には
風が強かったけど
人が少なくて歩きやすかったなぁ。