ポストイナ鍾乳洞 と 洞窟城
3日目の朝は、早起き。
この時間で朝のお散歩も終わっちゃってるのよ~
バルコニーから私が見ているもの
それは・・・
ブレッド湖に浮かぶ島
ブレット島です。
写真だとわかりにくいですが
昨日の夕方とは、水の色が違って見える。
飼い主達は、鍾乳洞を見に行くとかで
バタバタしていたわね。
朝食のビュッフェが一番乗りで
人生初だわ~
なんて言ってたわん。
鍾乳洞に到着です。
このポストイナ鍾乳洞は
全長20キロほどあり
世界で2番目の大きさ
ヨーロッパでは最大級なんですって。
入場すると、このトロッコ列車に乗って出発。
遊園地のアトラクションみたいで
楽しそうでしょ?
トロッコ上では、自撮りは禁止だけど
写真撮影はOK、フラッシュは不可
となっていたそうです。
かなりテンション高めに
所々ライトアップされた
神秘的な鍾乳洞を見ていると
あっという間に到着。
そこからは自分の足で
鍾乳洞を見てまわることになります。
この日は、たまたまなのかな?
オーディオガイドを借りた人は
言語別ツアーに参加しなくても
回ることができたみたい。
ちなみに日本語のオーディオガイドがあるそうです。
立派な鍾乳石です。
鍾乳石は
100年でたったの1センチしか
形成されないんですって。
目の前のものは、いったい何千年、いや何万年
かかっているのだろう?
鍾乳石は、天井から下向きに形成されるものをスタラクタイト、
地面から上向きに形成されるものをスタラグマイト
というそうです。
ここは、スタラクタイト、スタラグマイト
そして水が池のようになっていて
そこに写るスタラグマイトの数々がきれいでした。
スパゲッティと名付けられたこちらの鍾乳石。
サブリーダー的には
カッペリーニの方があってると思う
なんて言ってたけど 笑
触ったら簡単に折れてしまいそうな繊細さ。
事前に写真で見ていたけど
実物はより神秘的できれい
だったみたい。
写真(右)が ブリリアント
と呼ばれるスタラグマイト。
ポストイナ鍾乳洞のシンボル。
白く輝く滑らかそうな表面のブリリアントは
とても美しく、この前でずっと見続けたくなるほど
だったようです。
ここは、鍾乳洞最後のコンサートホール。
実際に年に数回コンサートが行われるそうです。
1時間半ほどをかけて鍾乳洞を見た後は
またトロッコ列車に乗って戻ります。
往復とも同じルートのはずなのに
オーディオガイドで説明を聞いた後に見る
鍾乳石は、また違ったものに見えたりして
最初から最後までとても楽しいものでした。
鍾乳洞の中は、夏でも10度ほどしかないので
必ず上着を(忘れた場合は、防寒着のレンタル有)
そして足元が滑りやすいので
スニーカーなどの歩きやすい靴で
回った方がいいみたい。
鍾乳洞を満喫した後は洞窟城へ。
ポストイナ鍾乳洞から9キロほど離れた所にある
プレドヤムスキ城。
高さ123メートルの断崖に
崖に埋め込まれるように建てられている
ヨーロッパに現存する唯一の洞窟城だそう。
中世に建てられたもので
様々な部屋に家具や武器や美術品等が
展示されていました。
その中に実際に使われていた牢屋や
拷問部屋があり
いやーな空気の重さを感じたので
なんとなく写真を撮る気持ちになれず・・・
オーディオガイドで説明もあったのですが
以前ディスカバリーチャンネルが撮影に来た時に
科学的説明のつかないものが映り込んだり
音声などが入ったりしたようです。
これを聞いて納得・・・
サブリーダーはちょっぴりそういうものを
感じ取れてしまうタイプなのです。
というわけで、内部の写真はこれだけ 笑
お城が鍾乳洞と繋がっていて
鍾乳洞側からみたお城。
かつてお城が包囲された時に
この鍾乳洞を抜けて敵に気付かれず
食料などを上手く運び込んだ
という説明があったそうです。
ちょっと怖い洞窟城を見た後は
ブレッド湖へ戻ります。
飼い主達が朝から観光に行ってる間
いい子にお留守番していましたからね
まだ暑い時間だったけど一緒にカフェへ。
ここの従業員の方達は
フレンドリー 且つ 犬が好きなようで
私に美味しいおやつをくれました。
とってもありがたいお店だわ。
しばらく湖畔をお散歩してからまたまたカフェへ。
ブレッド湖名物の
クレムシュニタが食べたかったらしい。
カスタードムースとホイップクリームの
甘さの加減がちょうどいい。
ブレッド湖を見ながらのんびりと
美味しくいただきました。
夜はだいぶ涼しくなったので
バルコニーで就寝前の一杯(リーダーのね)
にお付き合い。
昼間、たくさん寝たから
この時間でも元気いっぱいな私なのでした。
旅は、まだ続きます。