ベルギー最古の街 トゥルネー
少し前にフランスとの国境に近い
ベルギーのトゥルネーという街に行ってきました。
ここは、古代ローマ時代に既に街として
誕生していたのですが、
領土争いで何度も領主国が変わり
1830年のベルギー建国と同時にベルギーの都市と
なったという歴史のある所だそうです。
この街には、世界遺産が2つあるんですよ。
そのひとつめが
数年前にひどい竜巻の被害にあったそうで
残念ながらただいま修復工事中です。
事前に調べていた時、工事完了予定が2030年というのを知り
そんなに長くかかるんだったら、オフシーズンの今
見に行った方がゆっくり街を回れるかも?
という感じで訪れてみました。
ぐるっと歩いてグランプラスに出てきました。
その昔15~18世紀、トゥルネーはタペストリー生産の
黄金期として栄えていたそうで、
現在でも上記写真のように
色々な職業のタペストリーが飾られていましたよ。
寒いとすぐにお腹が空いてしまう
サブリーダーの要望で
グランプラスに面したお店でランチをしましたよ。
フランスとの国境近くという事もあり
美味しいランチだったみたいです。
ランチの後は、少し歩きましょう
ということで
もう一つの世界遺産へ。
12世紀に建設されたこの鐘楼は、
ベルギーとフランスの鐘楼群の一つとして
世界遺産に登録されています。
世界遺産のこの鐘楼に
なんと私も上っていいそうなので
257段の階段を上って展望台まで行きますよ~。
鐘楼の歴史や展示物などを読みながら
休憩できるようになっていましたよ。
さらに上がって行くと
ここからはすごく狭い階段で
私が上がるのは無理なので
カリヨンの前で
リーダーとサブリーダーが
交代で展望台まで行くのを
待っていました。
修復工事中の大聖堂上部もよく見えたようですよ。
鐘楼の後は、エスコー川沿いを歩きましたよ。
もともと13世紀に建てられたものだけど
1940年にイギリス軍に爆破されて
1947年に復元されたそうですよ。
この日、橋の上は通ることが
できないようになっていたので
橋の下の通路を通ってみました。
トゥルネーは、オフシーズンだからか
世界遺産があるわりには、
人が少なくてのんびり歩くことが
よかったなぁ。
そしてサブリーダーは、
ふらっと入ったお店で買った
パンとスイーツが美味しかったようで
大変喜んでいました。